遊ぶように生きる

これまでのこと、これからのこと

シンガポールの朝食を有楽町で

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カヤトースト。

初めて食べたとき、思わずにやけてしまった。

シンガポールはチリクラブ等、美味しいが高いという食事ももちろんあるが、そこまで高くなくても美味しいものがたくさんあるのが良い。

ホーカーズのサテ、ラクサ、そしてこのカヤトースト。

薄くて軽いトースト、甘いカヤジャム、そしてしょっぱくしたい場合は醤油のかかった半熟卵。

物価が高いというイメージの強いシンガポールだが、街中には1ダラーショップもあり、また24時間営業のショッピングモール・ムスタファセンターもあるため、意外と切り詰めての生活もできそうな気はする。(永住権が取れるかとかそういう問題は除いてだが)

 

さてシンガポールから帰国してからもしばらくはカヤトーストのことが忘れられず、スーパーに行ってはカヤジャムを探したりした時期もあったが(なかなか普通のスーパーには売っていない)、実は日本にもヤクンカヤトーストがあると知り、それからは食べたくなったら東京・有楽町に行くことにしている。

写真は正にその有楽町の国際フォーラム店。

本国とあまり変わらない値段で、少なくとも僕には本国との違いがわからない味のカヤトーストが楽しめる。

しかも土日でも意外と入りやすいのも嬉しいポイント。

東京だけでなく、他の道府県にも出店してほしいものである。

都心に近いがゆっくりできる街・三河島

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ここは東京都荒川区三河島

治安が悪いとか言われるが、少なくとも昼間はそんなことないと思う。

一度だけ、アパートの外で怒鳴り合う外国人カップルを見たことがあるくらいか。

 

ここは新大久保や関内も何のそのな「深め」な韓国街があるのだが、もちろん日本語は通じるし、なかなか美味しいお店も多かったりする。

そして何より人が少ない。

全く観光地化していないので、普段使いする地元住民ばかりなのである。

それがまた居心地が良い。

 

最近駅前にスーパーができたし、コンビニ、チェーンの飲食店、ドラッグストアもあったりして生活しやすい街かなと思う。

日暮里、上野、東京、新橋、品川あたりであれば電車一本で行けるし、都電荒川線に乗ればちょっとした旅行も楽しめる。

これから再開発でマンションが立ち並ぶらしいが、今のところ利便性に比べ地価が安めなのも狙い目だと思う。

 

個人的な欠点は、何と言っても気軽に入れるカフェが皆無なこと。

数年前までは駅前に珈琲館があったが、また復活する…と言われつつ閉店し、そのまま目処は立っていない。

テレビとかに取り上げられた純喫茶とかはあるのだが、前述のとおり観光地化していない街のため常連さんが多く、一見はかなり入るまでに躊躇することだろう。

入ってしまえば、別に店員さんの応対も気持ち良くゆったりした時間が過ごせるのだが、最初の一歩が重かったりするのは事実。

かと言って、日暮里まで出るのも結構面倒である。

自動運転の現況

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自動運転にもいくつかレベルがあるが、これはレベル4の完全自動運転。

羽田イノベーションシティは開業当初こそお店が少なかったが、日を追うごとに少しずつ増えてきているようだ。

ホテルもあり、飛行機が見え、一日過ごせるポテンシャルを秘めている場所だと思う。

 

バスに話を戻すと、運転手はおらず、案内してくださるスタッフがいるだけ。

決まったルートではあるが、本当に自動である。

発車、停車はまだ多少ガクつくことこそあるが、走っている間は快適なものだった。

歩行者や他の車、色々とクリアしなければならない課題は多いが、そう遠くない将来、本当にそこかしこを自動運転車が走り回る光景が見られるのかもしれない。

9月は韓国も暑いし、済州も暑い

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凄く日本的写真だが、これは韓国は済州島の中心部。

何でわざわざOPAなのだろう。

そしておそらく、このOPAはファッションビルでもないだろうし、そもそも店舗が複数入るビルでもないと思う。

いや、そもそも地元のOPAは昔は○○っていうビルだったな…などと話を広げると出身が絞れてしまうので止めておく。

 

数年前に行った済州は何となく道がガタガタだったが、それを除けばとても良いリゾート地だった。

けっこう名所が点在しているので移動はタクシーがないと厳しいが、海も山も洞窟も自然が美しく、のんびりした時間を過ごせた記憶がある。

 

韓国に行って不思議に思ったのは、道行く車のドアのところにスポンジが付いていることだった。

きっとぶつけたときにクッションになってくれるからだろう…と思っていたが、それは正解の一つでしかなく、実は新車に付いてくるスポンジをそのままにしてアピールをしているという方がより大きな意味を持っているらしい。

スニーカーに付いているタグをそのままにしたり、キャップのシールをそのままにしたり、そういうファッションの延長だろうか。

日本と比べ、違うような似ているようなというところである。

青く輝く電車に乗って、青く輝く海に行く

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JR東海道線横須賀線グリーン車小田急電鉄ロマンスカー京急線のウイング号、西武池袋線のレッドアロー号等々、それなりに追加料金を払う電車に乗ってきたと思っている一方、踊り子号には縁がなかった。

子どもの頃、良く家の近くからスーパービュー踊り子号が走るのを見て絵に描いていたものだが、ついに運行終了まで実際に乗ることはなかった。

あの2階建ての部分とか、どうなっていたのだろうと今も思う。

(もしかしたらグリーン車とあまり変わらない光景なのかもしれないが)

 

先日、熱海に行くことになり、当初はグリーン車にでも乗るかと思っていたのだが、たまたま乗りたい時間にサフィール踊り子号が運行していることを知り、そのグリーン車を予約した。

プレミアムグリーンというのも気になったが、一時間ほどの移動にそこまでのお金を出すのも苦しく、まあ2人だから別に2列のシートで良いだろうと妥協したところもあるのだが、それでもものすごい贅沢な時間になったと思う。

窓が大きく流れる街並みがはっきりと見え、興奮しっ放しであっという間に熱海に着いてしまった。

思わずもう少し先、伊豆の方まで乗れないかと感じたほどである。

 

こういう素晴らしい電車に乗ると、じゃあ次はロイヤルエクスプレスとかトランスイート四季島とかに乗ってみたいな…と欲が出てくるが、さすがにここまでのお金はポンと出せないのが悲しいところである。

 

ちなみに帰りはサフィールではない「通常の」踊り子号に乗ったが、何となく揺れが激しく感じ、そういうところでも乗り心地の違いを感じることができた。

立場で変わる心と懐古

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トンネルを運転するのは苦手だ。

特に真っ直ぐな道は、今自分がどんな速度でどこに向かっているかすらわからなくなる瞬間があり、その度にハンドルを不意に曲げてしまわないように汗が滲む。

 

一方で、後部座席にいるときにトンネルを通るのは好きだ。

近くから遠くから走る音が聞こえ、何となく気だるいような、それでいて車内は対照的に静かで、自分が確かにこの空間にいるのだという実感が湧いてくる。

 

おそらく、子どもの頃、後部座席にいるときにトンネルを通ることが良くあったからだと思う。

そのトンネルはニュータウンにあるスーパーやスイミングスクールから家に帰るときに通る道で、入りと出で周りの雰囲気も一変する。

片側二車線で、途中に換気のためのジェットファンが付けられていた。

 

親の庇護下という圧倒的な温かみの中での思い出。

あのとき運転席にいた親も、実は手に汗握っていたのだろうか。

それでも、子どもの僕にはそんな様子はちっとも察せなかったわけで、そう考えるとやはり親は偉大な存在なのかなと思ったりする。

広い客室、結局いるのはベッドの上

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綺麗なホテルはそれだけで気分が高揚するが、それがスイートならなおのこと。

 

意味もなく様々なホテルに泊まるのが趣味の私だが、部屋の広さで言えば未だこれを超えるものはない。

旧・カンデオホテルズ千葉(現・ザキューブホテル千葉)の上から2つ目のスイートである。

ロイヤルスイートだかカンデオスイートだか、1フロアに2客室しかない贅沢な作り。

入ると広いリビングがあり、奥にベッドルーム、これまた広いトイレとお風呂、そしてもう1部屋ベッドルームがあり、つまり4人まで宿泊できる仕様だった。

夜遅く着いたということもあったが、当時良くも悪くもホテルの周りには何もなかったため(セブンイレブンしか開いているお店が見当たらなかった)、逆に言えばホテルでの滞在を存分に楽しめたのかもしれない。

 

宿泊料は、朝食付きで10万円近かった…のだが、それは通常料金の話で、この日はなんと9,800円だった。

テレビ東京の厳選いい宿という番組の特別キャンペーンで全部屋9,800円だったのだ。

それで本当は一番上のスイートを予約しようと頑張っていたのだが、結局予約できたのが次のグレードだったということである。

それでも驚くほどの客室だったので、一番上はどれほど凄かったのだろうと想像する。

 

余談だが、当時すでに外国人がツアーを組んだりでこのホテルに多く泊まっていたようで、朝食会場ではスタッフの方から開口一番「How many people ?」と言われ、思わず「Two.」と答えそうになった。(一応日本語で「あ、二人です…」と言えた)