また一つ夏が終わる
10月も半ばに差し掛かり、ようやく身悶えるような暑さが和らいできた。
高校生の頃なんかは炎天下でも必死に白球を追いかけていたものだが、この夏なんかはいかに日に当たらずに日々を過ごせるか、こればかり考えていたような気がする。
一昔前の暑さとは違うとは言うが、さすがに自分が弱くなり過ぎた感もある。
屋根のあるホーム上で傘をさす姿がなんとなく面白く撮ったことを覚えている。
神奈川で雪が積もることはそう多くないが、何年かに一度くらいで数cm積もり、その度に街は混乱する。
自分も含め何かしらの対策をしろよと思わなくもないが、喉元過ぎれば熱さ忘れると言うように、それこそ何年かに一度のためにコストをかけ準備するということにどうしても躊躇してしまう。
大地震とか、生命への危険性が高い災害はもちろん別なのだが。
今はまだ涼しくなってきた途中のため、この写真を見ても身体が底冷えする感覚を思い出せないが、また冬に向かうにつれ今度は夏の暑さが恋しくなってくるのであろう。